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四国連続強盗殺人事件[しこくれんぞくごうとうさつじんじけん] 四国連続強盗殺人事件(しこくれんぞくごうとうさつじんじけん)とは、1963年(昭和38年)に発生した連続大量殺人事件。犯人は強盗で服役し出所後、四国各地で強盗殺人をしながら逃走したものであった。 == 犯人歴 == 犯人Mは高知県長岡郡で1921年に生まれ、義務教育を終えると各地の飯場で作業員として働いていたが、20歳の時に「規則正しい生活は嫌だ」という動機から、当時大日本帝国憲法で国民の義務とされていた徴兵検査を受けず逃亡した。しかし当時の日本は第二次世界大戦(太平洋戦争)の最中であり、時局柄許されない状況であった。そのため懲罰覚悟で出頭し兵役に就く事になった。1944年2月に高知県の第44連隊に入営したが、部隊内のいじめに耐え切れなくなり部隊を脱走し軍法会議にかけられた。軍法会議の最中にMは拘禁先で看守を負傷させ脱獄を図ったため、殺人未遂で無期懲役判決を受け、終戦を広島刑務所で迎えた。 その後、Mは恩赦により減刑され1956年6月に仮出獄したがギャンブルにはまり、強盗や窃盗を繰り返し刑務所送りとなり、高松刑務所を仮出獄したのは1963年9月25日であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「四国連続強盗殺人事件」の詳細全文を読む
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