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回転面[かいてんめん]
ユークリッド空間における回転面あるいは回転曲面(かいてんきょくめん、)は、空間内の直線を軸 (''axis'') に、空間内の曲線を回転させて得られる曲面を言う。この曲線は回転曲面を生成する母曲線あるいは母線 (''generatrix'') と呼ぶ。〔''Analytic Geometry'' Middlemiss, Marks, and Smart. 3rd Edition Ch. 15 Surfaces and Curves, § 15-4 Surfaces of Revolution pp 378 ff.〕 直線を母線として生成される回転面の例として、円柱面および円錐面が、母線が軸に平行か否かに従って得られる(も参照)。円をその任意の直径の周りで回転することにより、もとの円を大円とする球面が生成される。円をその中心を通らない軸の周りで回転させればトーラスを得る(自己交叉を持たないならば輪環面 (ring torus) になる)。 == 性質 ==
* 回転面の軸を通る平面で切った断面を子午断面 (''meridional section'') と呼ぶ。任意の子午断面はその平面内の母線と軸を決定するものと看做すことができる。 * 回転面の軸に垂直な平面で切った断面は必ず円になる。 * (一葉または二葉の)双曲面および楕円放物面のいくつか特別な場合も回転面になる。これらは、軸に垂直な任意の断面が円形であるような二次曲面と同一視することができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「回転面」の詳細全文を読む
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