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因島毒饅頭事件 : ウィキペディア日本語版
因島毒饅頭事件[いんのしまどくまんじゅうじけん]
因島毒饅頭事件(いんのしまどくまんじゅうじけん)とは、1961年昭和36年)1月8日広島県因島市(現在の尾道市因島)で女児が毒饅頭どら焼き)を食べて死亡した事件。人のうわさから猟奇的殺人事件とされ、無実の男性が巻き込まれ冤罪事件となった〔明治・大正・昭和・平成 事件・犯罪大辞典 p59〕。
== 事件の概要 ==
1961年1月8日、広島県因島市で農業を営むM(32歳)の兄夫婦(当時既に両名とも故人)の娘である女児(4歳)が、農薬の付着したどら焼きを食べて死亡した。この事件は状況から事故として処理されたが、M宅に同居していた兄夫婦とMの次女および三女が、この事故の4年前から2年前にかけて相次いで亡くなっていたことから、島には、この5人の死に関連がある、と確たる根拠もなく噂する者もあった。
そのうち、ある者から「おかしいと評判だ、調べてくれ」〔と密告する電話が因島区検察庁にかかってきた。そして事件から1か月も経たない1961年2月2日にMは逮捕され、直後にMは「5人を殺害した」と自供した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「因島毒饅頭事件」の詳細全文を読む



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