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団三郎狸[だんざぶろうだぬき]
団三郎狸(だんざぶろうだぬき)は、新潟県佐渡郡相川町(現・佐渡市)に伝わる化け狸。佐渡ではタヌキを狢と呼んでいたことから、団三郎狢(だんざぶろうむじな)ともいう。錦絵では同三狸とも表記される〔(インターネット・アーカイブによる記録)〕。淡路島の芝右衛門狸、香川県の太三郎狸と並び、日本三名狸に数えられている。 == 概要 == 佐渡のタヌキの総大将。人が夜道を歩いているところに壁のようなものを作り出したり、蜃気楼を出したりして人を化かしたり、木の葉を金に見せかけて買物をしていた〔〔。自分の住処である穴倉に蜃気楼をかけ、豪華な屋敷に見せかけて人を招き入れたりもした〔。病気になったときには人に化けて人間の医者にかかっていた〔。 悪さをするばかりでなく、困った人には金を貸していた。その金は人に化けて金山で働いたり、盗んだりして稼いでいたという〔。また、団三郎の住処は相川町下戸村にあり、借用書に金額、返却日、自分の名を記して判を押して置いておけば、翌日にはその借用書は消え、代りに金が置いてあったという〔〔。 後に団三郎は相川町に二つ岩大明神として祀られ、人々に厚く信仰されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「団三郎狸」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Danzaburou-danuki 」があります。
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