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囲炉裏[いろり]
囲炉裏(いろり:居炉裏とも表記)とは、屋内に恒久的に設けられる炉の一種〔岩井広實監修、工藤員功編 『絵引 民具の事典』 p.161 2008年〕。伝統的な日本の家屋において床を四角く切って開け灰を敷き詰め、薪や炭火などを熾すために設けられた一角のことである。主に暖房・調理目的に用いる。数える際には「基」を用いる。古くは、比多岐(ひたき)や地火炉(じかろ)とも言った。 == 概要 ==
囲炉裏は炊事専門のかまど、属人的な火鉢とともに、日本の伝統家屋の火の座を構成した。 地方により特有の形態を持つ囲炉裏は、その呼び名も地方ごとに異なり、多くの呼称があった。 現在に残るものとして、炉、地炉、ヒジロ、ユル、ユルイ、ユルリ、イナカ、エナカ、ヘンナカ、エンナカ、イリリ、イレ、シタジロ、スブト、ジリュなどがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「囲炉裏」の詳細全文を読む
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