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国力[こくりょく]
国力(こくりょく、)は、国際関係においてその国家が持つさまざまな力を総合していう。 == 概要 == 国際システムにおいて全ての国家は国際法的には平等であるが、現実的には軍事・経済・科学・技術・文化・情報・国民などの能力・影響力は異なっている。この国家の総合的な能力・影響力を総合的なものとして捉えた場合、国力として考えることができる。国力によって国際システムにおけるその国の地位は変化し、特に国力が高い国は大国として国際社会で大きな存在感を示す。 モンゴル帝国のようにひたすら陸上の軍事的覇権によるものから、ヴェネツィアやオランダ海上帝国のように海軍力によるもの、戦後日本のように純粋に経済的手段によるものなど多様であり、また国力の評価基準となる指標は、時代や評者により異なる。現代において多くの論者が国力が高いと見なす国としては、常任理事国であり五大国とも言われるアメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアに加え、経済大国である日本とドイツが代表的である。特にアメリカは超大国とも呼ばれ、経済や軍事などあらゆる分野において世界トップクラスの国力を有している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国力」の詳細全文を読む
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