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国家主義 (こっかしゅぎ、 ステイティズム〔世界大百科事典 第2版【国家主義】〕、 エタティスム〔ブリタニカ百科事典【国家主義】〕) とは、国家(≒政府)を第一義的に考え、その権威や意志を第一だと考える立場のこと〔広辞苑 【国家主義】〕。 == 概説 == 大辞泉によると、国家主義とは、国家を、「最高の価値あるもの」とか「人間社会の最高の組織」などと見なし、「個人よりも国家に絶対的な優位性があるのだ」などとする考え方である〔大辞泉【国家主義】〕。ブリタニカ百科事典によると、国家主義とは「国家に至上の価値がある」などと主張して、国家的な秩序や、国家による命令、自分の属する国家が軍事的に強いことなどを他の全ての価値に優先させようとする政治的な主張を指す〔ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典【国家主義】étatisme〕。 国家主義的な立場をとる者、そのような思想を持つ者を「国家主義者」と言う。 国家主義は保守的なイデオロギーのひとつである〔。特に近代化に乗りおくれた20世紀のドイツや戦前の日本で隆盛をきわめた〔、とブリタニカには記述されている。 (国家の利益を個人の利益に優先させるので)全体主義的な傾向があり、偏狭な民族主義や国粋主義になりがちである〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国家主義」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Statism 」があります。 スポンサード リンク
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