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国府遺跡[こういせき] 国府遺跡(こういせき)は、大阪府藤井寺市惣社に所在する旧石器時代の遺跡である。 == 概要 == 大正時代に京都大学の浜田耕作などを中心に発掘調査が実施され、縄文時代前期・弥生時代の遺物とともに、多くの埋葬人ことが確認されて注目された。 前回の調査でもサヌカイト製の大型石器が出土していたが解明にはいたらなかったので、1957年、1958年に再調査が実施された。先の縄文時代文化層より下位の粘土層中からサヌカイト製の石器群が確認された。 鎌木義晶によって翼状剥片〔横に長い翼状の剥片で、石核からさしみを切るように打ち欠くところに特徴がある〕の連続剥離技術の工程が復元された。 翼状剥片を素材とするナイフ形石器を国府型ナイフ形石器、さらに瀬戸内技法を含む石器群を総称して「国府石器群」と呼ぶ場合もある。〔藤原妃敏「国府遺跡」の項 (江坂輝彌・芹沢長介・坂詰仲男編 『新日本考古学小辞典』 ニュー・サイエンス社 2005年 p.142)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国府遺跡」の詳細全文を読む
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