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国民歌(こくみんか)とは、ある公的な目的のために制作された歌曲をいい、国歌とは異なるが、ひろく国民を対象として歌唱されることを目的とされる。制作も政府、軍などの「官」だけではなく、新聞社、民間企業などの「民」が行うこともある。また、広義には、国民的行事の主題歌が広く、国民に知られることで国民歌と定義されることもある。 == 日本の主要な国民歌一覧 == * 『海行かば』作歌:大伴家持、作曲:信時潔、日本放送協会制作、大政翼賛会制定 * 『紀元二千六百年』作詞:増田好生、作曲:森義八郎、内閣奉祝会・日本放送協会制定 * 『愛国行進曲』作詞:森川幸雄、作曲:瀬戸口藤吉、内閣情報部制定 * 『明けゆく空「青年の歌」』作詞:畑耕一、作曲:山田耕筰、東京日日新聞制定 1921年 * 『空は青雲~全国青年団民謡~』作詞:北原白秋、作曲:山田耕筰、大日本聨合青年団制定 * 『全女性進出行進曲』作詞:松田解子、作曲:山田耕筰、女人芸術社制定 1929年 * 『全国中等学校優勝野球大会の歌』作詞:富田砕花、作曲:山田耕筰、朝日新聞社制定 * 『航空唱歌』作詞:西條八十、作曲:山田耕筰、日本放送協会制定 ; 第二次大戦後 * 『若い力 (国民体育大会歌)』作詞:佐伯孝夫、作曲:高田信一、日本体育協会制定 1947年 * 『栄冠は君に輝く』作詞:加賀大介、作曲:古関裕而、朝日新聞社制定 1948年 * 『緑の山河』作詞:原泰子、作曲:小杉誠治、日本教職員組合制定 1951年 * 『われら愛す』作詞:芳賀秀次郎、作曲:西崎嘉太郎、壽屋制定 1953年 * 『若い日本』作詞:橋本竹茂、作曲:飯田三郎、内閣・総理府・NHK・電通・民放・新聞社・レコード会社協賛 * 『われらの日本』作詞:土岐善麿、作曲:信時潔、憲法普及会制定 * 『憲法音頭』作詞:サトウハチロー、中山晋平、憲法普及会制定 * 『東京五輪音頭』作詞:富田隆、作曲:古賀政男、NHK制定 1964年 * 『この日のために~東京オリンピックの歌~』作詞:鈴木義夫、補作詞:勝承夫、作曲:福井文彦、日本ビクター提供 * 『万国博音頭』作詞:三宅立美、補作詞:西沢爽、作曲:古賀政男、新関西新聞社選定、日本万国博覧会協会協賛 * 『世界の国からこんにちは(万国博テーマソング)』作詞:島田陽子、作曲:中村八大、毎日新聞社制定 1970年 * 『純白の大地(札幌冬季オリンピック賛歌)』作詞:清水みのる、作曲:古関裕而、札幌冬季オリンピック組織委員会制定 * 『虹と雪のバラード(札幌オリンピックテーマソング)』作詞:河邨 文一郎、作曲:村井邦彦、NHK制定 1972年 * 『ラジオ体操の歌』作詞:藤浦洸、作曲:藤山一郎、NHK制定 1951年 * 『PTAの歌』作詞:春日紅路、補作詞:西條八十、作曲:古関裕而、日本PTA全国協議会制定 * 『みどりの歌(緑の羽根募金主題歌)』作詞:中村利春、作曲:古関裕而、NHK発表 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国民歌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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