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国立台湾博物館[こくりつたいわんはくぶつかん]
国立台湾博物館(こくりつたいわんはくぶつかん)は台湾台北市中正区の228和平公園内にある日本統治時代の1908年に台湾総督府の博物館として設立された台湾最古の博物館である。 == 歴史 == 1908年、第4代台湾総督児玉源太郎と民政長官後藤新平を記念するため、「児玉総督後藤民政長官記念館」として現在地に建築された。1909年に台湾総督府博物館に改称。野村一郎設計による現在の建物が1915年に完成し、川上瀧彌が初代館長に就任した。列柱とドームを持つギリシャ風の建物内部には、イタリア産の大理石がふんだんに使われ、天井のステンドグラスには児玉家の家紋である軍配団扇と後藤家の家紋である藤を組み合わせた図案が使われていた〔台北の歴史を歩く9「台北二二八和平記念公園周辺 片倉佳史、台湾情報誌『交流』9月号、2011年9月 〕。 戦後の1949年に「台湾省立博物館」と改称し、2度の改修を経たのち、更に1999年に現在の名称となった。1998年、新古典主義建築の建物が台湾の国定史跡に指定された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国立台湾博物館」の詳細全文を読む
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