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国立国会図書館連絡調整委員会 : ウィキペディア日本語版
国立国会図書館連絡調整委員会[こくりつこっかいとしょかんれんらくちょうせいいいんかい]
国立国会図書館連絡調整委員会(こくりつこっかいとしょかんれんらくちょうせいいいんかい)は、国立国会図書館法第12条に基づいて国立国会図書館に置かれる委員会である。同法第13条に基づき、国立国会図書館が行うサービスの対象である国会行政司法各部門(各府省庁および最高裁判所)、国民3者のうち、国会および行政・司法各部門に対する奉仕の改善を勧告する権限を与えられている。
== 委員の構成 ==

国立国会図書館連絡調整委員会の委員は、次の4名である。委員会の委員長は4人の委員の互選により選出されるが、委員長・委員ともに無報酬である。
* 衆議院議院運営委員長
* 参議院議院運営委員長
* 最高裁判所長官が委員に任命する最高裁判所裁判官1名
* 内閣総理大臣が委員に任命する国務大臣1名
この4名の人選は、国会において国立国会図書館の事務を監督する2名に加えて、勧告内容に関連する行政・司法各部門の幹部をもって充て、三権を横断する国立国会図書館の支部図書館や図書館奉仕の制度を調整させることを想定したものである。
立法府を代表する委員に指定されている議院運営委員長は、議院運営委員会が国会に所属する機関の監督を行う委員会であることから決められている。
行政府を代表する国務大臣の委員は、文部科学大臣(2001年の中央省庁再編以前は文部大臣)が組閣と同日に任命される慣例であり、これは官報で国務大臣任命の公示と同時に公示される。閣僚の名簿類で、文部科学大臣の正式な肩書きとして、文部科学大臣・国立国会図書館連絡調整委員会委員と併称されているものがあるのがそれである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国立国会図書館連絡調整委員会」の詳細全文を読む



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