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国立工芸保存院 : ウィキペディア日本語版
フランス国立工芸院[ふらんすこくりつこうげいいん]

フランス国立工芸院(フランスこくりつこうげいいん、Conservatoire national des arts et métiers : CNAM、コンセルバトワール・ナシオナル・デ・アール・エ・メティエ)は、フランス高等教育省が管轄する、科学と産業の振興のための教育研究機関。正式にはフランス国の「国立工芸保存院」と呼ぶ。フランスの"grand établissement"(特別高等教育機関)という区分に属する。
カトリック神父アンリ・グレゴワール (Henri Grégoire) により「工芸(Arts et Métiers:術と職、技能、技術)に関わるあらゆる機械、道具、設計図、記述物、書物を保存しよう」と提唱され、使われなくなっていたサンマルタンデシャン教会 (l'abbaye St-Martin-des-Champs) の小修道院の建物を用いてフランス革命中の1794年10月10日に創設された。公式には1802年に開館した。
当初は、発明品の収集の目的であったが、のち教育の場となった。現在は、「社会人のキャリアアップ」として、「技術者資格取得」を目指す「継続的職業教育の場」として、「夜間講座」を提供するのが主な役割となっている。
== 名称表記 ==
フランスの国状によりその名称は Conservatoire royal des Arts et Métiers(1818年にその表記がある)や Conservatoire impérial des Arts et Métiers(1855年にその表記がある)となったりもした。
日本では、国立工芸院のほか、技術工芸学院、工芸技術院、工芸学校、工芸コンセルバトワール、工芸技術院、工科大学に、国立がついたりつかなかったり、さらにパリ、フランス、仏が補われたりして表記されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フランス国立工芸院」の詳細全文を読む



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