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国立病院ダイエット[こくりつびょういんだいえっと] 国立病院ダイエット(こくりつびょういんダイエット)とは、日本で流行したダイエット法の1つ。ゆで卵やグレープフルーツを中心とした献立による極端な食事制限によって、摂取するカロリーを落とし、短期間で最大の効果を上げることを主眼に置いたダイエット法である。インターネットでこの方法が流れたことにより盛り上がりを見せ〔橘ひかる編著『ナゾの国立病院発マヨダイエット法』セントラル出版、2002年、6頁。〕〔大川隆裕『やせないのには理由(わけ)がある 医師が教える「体重日記」ダイエット』祥伝社、2005年、162頁。〕、2002年頃に流行した〔『国立病院ダイエット』と名のつく書籍・雑誌が2002年に集中して発行されている。なお、All Aboutのガイドによると、1990年代前半にも流行したという。河口哲也 7日間ダイエット!脂肪燃焼スープのレシピ - 話題のダイエット情報 、2005年10月6日掲載(2010年6月19日閲覧)。〕。しかし、そもそもメニューの出典が不明である〔 上、その科学的根拠には疑問が多く、特に栄養や摂取カロリーが不足することで生命に危険をもたらすことになるとされる〔『やせないのには理由(わけ)がある』163頁、〕。 == 名称について == 国立病院ダイエットの名前で知られるダイエット法だが、名前には諸説があることが確認できる。由来はデンマークの国立病院、あるいはゆで卵ダイエットについてはアメリカのメイヨー・クリニックが発祥などといわれており〔『やせないのには理由がある』162頁。ただし同書はこれを「まったくのデタラメ」と断定する。〕、その名称についても「オリジナルマヨグイニット法」〔「デンマーク国立病院ダイエット」〔〔大村裕監修『最新国立病院ダイエット レシピ集』双葉社、2002年、12頁。〕〔大村裕監修『決定版! 国立病院ダイエットレシピ集』宝島社、2002年、8頁。〕〔根本清次監修・有坂慶子ダイエットメニュー指導『即効! 最新 国立病院ダイエット』二見書房、2002年、3頁(根本清次執筆)。〕〔根本清次監修・有坂慶子栄養指導『2週間で無理なくヤセる! 新国立病院ダイエット』ブティック社、2002年、6頁。〕「マヨダイエット法」〔〔〔〔「デンマーク国立病院の痩せる方法」〔「国立病院の痩せる方法」〔 などが示されている。しかし、これらには出典やデンマーク語・英語などの「原題」が示されていない。 日本のかつての国立病院および現在の独立行政法人国立病院機構が運営する病院とは無関係である〔仙台医療センター栄養管理室 - 国立病院機構仙台医療センター、2013年1月29日閲覧〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国立病院ダイエット」の詳細全文を読む
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