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国立病院機構関門医療センター : ウィキペディア日本語版
国立病院機構関門医療センター[どくりつぎょうせいほうじんこくりつびょういんきこうかんもんいりょうせんたー]

独立行政法人国立病院機構関門医療センター(どくりつぎょうせいほうじんこくりつびょういんきこうかんもんいりょうセンター)は、山口県下関市長府地区) にある国立病院機構に属する病院救命救急センターを設置しており、三次救急については隣接する長門医療圏からの患者受け入れも想定している。
以前は市街地の中心部(東駅地区)にあり利便性に優れるものの、施設が狭隘になったことから、長府外浦町 (旧下関水族館および旧マリンランド跡地)に移転することになり、2009年4月15日に移転。新病棟はヘリポートを備えた7階建ての建物となり、一般外来は4月17日より開始した。
== 沿革 ==

* 1891年(明治24年) - 当時の赤間関市内に下関要塞砲兵第4連隊内に「赤間関要塞病院」を設立(その後、下関要塞病院→下関衛戍病院→下関陸軍病院に改組)。
* 1939年(昭和14年)2月11日 - 当時の豊浦郡小串村(後の豊浦町→下関市)に、山口県立小串結核療養所設立(後に、日本医療団小串清風荘→国立療養所小串清風荘に改組)。
* 1944年(昭和19年)6月1日 - 当時の豊浦郡小串村に、広島陸軍第一病院小串転地療養所を創設(後に、山口陸軍病院小串分院→国立山口病院に改組)。
* 1967年(昭和42年)4月1日 - 国立山口病院と国立療養所小串清風荘を統合、改めて国立療養所山口病院となる。
* 1981年(昭和56年)4月1日 - 国立療養所山口病院を国立山口病院に改組。
* 2000年(平成12年)7月1日 - 国立山口病院と旧国立下関病院が下関にて統合、改めて国立下関病院となる。旧国立山口病院の設備は下関市が取得、済生会の運営により「下関市立済生会豊浦病院」となる。
* 2004年(平成16年)4月1日 - 独立行政法人国立病院機構に移行、独立行政法人国立病院機構関門医療センターとなる。
* 2005年(平成17年)5月1日 - 3次救急医療機関に指定。(山口県内では4番目、下関医療圏では唯一の指定機関で、長門医療圏も視野に入れた指定。)
* 2009年(平成21年)4月10日 - 東駅地区の旧病院での外来診療を停止。
* 2009年(平成21年)4月15日 - 長府外浦町に新築した新病院に入院患者を移動。
* 2009年(平成21年)4月17日 - 新病院での外来診療を再開。
* 2010年(平成22年)11月 - 災害拠点病院(地域災害医療センター)の指定を受ける〔山口県済生会下関総合病院の災害拠点病院指定について 山口県、2011年12月20日のプレスリリースより。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国立病院機構関門医療センター」の詳細全文を読む



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