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国立航空宇宙博物館[こくりつこうくううちゅうはくぶつかん]
国立航空宇宙博物館(こくりつこうくううちゅうはくぶつかん、英:National Air and Space Museum)は、アメリカ合衆国首都ワシントンD.C.にある、航空機と宇宙船に関連した収集物を展示する博物館の名称。英語名の頭文字をとり、しばしばNASMと略される。首都中心部にあるナショナル・モールの南側に沿って並んでいる博物館のうちの一つ、ハーシュホーン博物館と国立アメリカ・インディアン博物館のちょうど間の場所に位置するほか、スミソニアン協会が管理・運営するスミソニアン博物館群の一つでもある。航空機と宇宙船関係の展示物を展示している博物館の中では世界でも最大級の博物館である。また同博物館は地球惑星科学や地球地理学、地球物理学などと同じくして、航空学・宇宙飛行の歴史、科学、技術を研究する極めて重要な中央施設である。 == 建造物概要 == 国立航空宇宙博物館は合衆国首都ワシントンD.C.の中でも最も重要な近代建築の作品として広く考えられている。博物館の場所がアメリカ合衆国議会議事堂に近接しているため、当初博物館の建築を考えた際にスミソニアン協会は、建築学的に印象深いもので且つ議事堂に対して厚かましすぎないような建物にして欲しいと考えていた。その後ミズーリ州のセントルイスを拠点として活動していた日系アメリカ人建築士のギョウ・オバタがこの博物館建築という難問を受け入れ、より小さい展示品や劇場を収容可能で、さらにトラバーチンという材質で囲まれる簡素な4つの立方体というデザインにした。さらにそれらがサイズの大きいミサイルや航空機、宇宙船などの展示品を収容する、鋼鉄・ガラス製の広々とした3つの中央大広間に連結するようにも設計した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国立航空宇宙博物館」の詳細全文を読む
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