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国籍マーク[こくせきまーく]
国籍マーク(こくせきマーク)は、軍用機の機体または軍用車両の車体に、所属する国籍を識別するために塗装・貼付される標章。国旗の配色に基づく図形(同心円等)、その国を象徴する意匠、または両者の組み合わせが用いられる。 == 概要 == 特に航空機に用いられている国籍マークについては、円形章を用いているケースが多く、機体側面や主翼などに描かれている。第一次世界大戦時にフランス軍が機体に国籍表示として円形章を描いたのが始まりとされる。フランスの国旗の三色旗を円形章にしたものであった。航空戦における航空機の視認性が問題となってからは、カラーではなく灰色の濃淡で描いた低視認性(ロービジビリティー Low-visibility)の国籍マークも描かれるようになった。また、垂直尾翼にフィンフラッシュ(Fin flash)と呼ばれる国籍表示を行なう場合もあり、例えばイギリス機の場合は、赤・白・青の三色旗状のマークが用いられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国籍マーク」の詳細全文を読む
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