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国連人権賞は、国連総会決議2217によって1966年に制定された。この賞は、「世界人権宣言と国連の人権諸条約の中に具体化された人権の促進と擁護に対して、顕著な功績を残した個人と組織に栄誉を与え賞賛すること」を目的としている。 この賞は、1968年に初めて授与され、その後、5年ごとに授けられている。その授与式典は、伝統的に12月10日に行われるが、それは国連がこの日を世界人権デーに指定しているためである。受賞者は、総会と経済社会理事会の議長と人権委員会(現人権理事会)、女性の地位委員会、人権促進保護小委員会の委員長からなる特別委員会によって選定される。 受賞の記念品は、国連の紋章と芸術的な図案が描かれ、適切な言葉が刻まれた飾り額である。受賞者のリストは、とりわけノーベル平和賞とおおいに同じ分野を共有しているが、ノーベル賞とは対照的に、国連人権賞は、まったく金銭的なものを伴わない。 ==2013年受賞者== *ビラン・ダーフ・アベイド、奴隷廃止運動家 (モーリタニア) *ヒジャンジェラ・アプック (コソボ) *リーザ・カンピデン、元世界ろう連盟総長 (フィンランド) *カンディアン・ディアディー (モロッコ) *国家最高司法裁判所 (メキシコ) *マララ・ユスフザイ (パキスタン) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国連人権賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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