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国鉄9700形蒸気機関車 : ウィキペディア日本語版 | 国鉄9700形蒸気機関車[530 - 549]
9700形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道院に在籍していた貨物列車牽引用のテンダー式蒸気機関車で、もとは日本鉄道が1897年(明治30年)にアメリカのボールドウィン社から輸入したものである。 車軸配置2-8-2(1D1)形の機関車であり、ボールドウィン社は本形式の製造にあたって、この車軸配置に対し、天皇の古称にちなんだ「ミカド」と名付けたことで知られている。 ==概要== 日本鉄道が、海岸線(現在の常磐線)沿線から産出される石炭の輸送用に20両を輸入したもので、当時、日本最大最強の機関車であった。製造番号は15203 - 15222で、日本鉄道ではBt4/6形(530 - 549)と称された。ボールドウィンの種別呼称は、12-30-1/4E、種別番号は 1 - 20である。日本鉄道国有化後の1909年(明治42年)に制定された、鉄道院の車両形式称号規程で9700形に定められ、9700 - 9719に改番された。その際、後述のウッテン火室〔金田茂裕は自著『日本蒸気機関車史 私設鉄道編I』で、ウッテン火室とするのは誤りで、燃焼室付火室であるとし、これはボイラーの諸元からも明白であるとしている。〕に改造された5両は、9715 - 9719にまとめられている。
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