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国鉄C50形式蒸気機関車 : ウィキペディア日本語版
国鉄C50形蒸気機関車[こくてつしー50かたちじょうききかんしゃ]

C50形蒸気機関車(C50がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が製造した旅客列車牽引用のテンダー式蒸気機関車である。シゴマルシゴレの愛称がある。
==構造==
車軸配置2-6-0 (1C) 型の機関車で、1929年(昭和4年)から1933年(昭和8年)の間に154両が製造された。
8620形をベースに、空気ブレーキと給水加熱器を標準装備して近代化を図ったが、反面8620形で採用された島式心向キ台車(先輪と第1動輪を一体化して、第1動輪に横動を与える方式)は採用されず、エコノミー式となり曲線通過性能はその分低下した。また、装備が増えた分、重量が増加し、牽引力は若干増したが、軸重が大きくなり、8620形ほどの汎用性は失われた。
68号機以降の2次形は、動輪軸重バランスの改善のため、動輪全体を200mm後退させる設計変更を行っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄C50形蒸気機関車」の詳細全文を読む



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