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国鉄DD42形ディーゼル機関車 : ウィキペディア日本語版 | 国鉄DD42形ディーゼル機関車[こくてつでぃーでぃー42かたちでぃーぜるきかんしゃ]
DD42形ディーゼル機関車(DD42がたディーゼルきかんしゃ)は、日本車輌製造が1955年(昭和30年)に1両を製作した試作液体式ディーゼル機関車である。 日本国有鉄道(国鉄)が一時借入して車籍に編入した際に「DD42」の形式名が与えられた。国鉄での使用が中止された後は常総筑波鉄道(現・関東鉄道)に購入されてDD90形の形式名となり、常総線から鉾田線(のちの鹿島鉄道線)に転属して1988年(昭和63年)まで使用された。2007年(平成19年)解体。 == 製作の背景 == 昭和30年代、国鉄が本格的な実用ディーゼル機関車の開発を模索していたころ、日本国内の鉄道車両メーカー各社は国鉄を含む国内外への自社の製品・技術の売り込みを図るべく、相次いで独自のディーゼル機関車を設計・試作した。これら大小の試作機関車は、メーカーによる試験の後に私鉄に購入されたものもあったが、このうち比較的大型のもの9形式9両は1956年から1965年にかけて国鉄に借り入れられ、40番台、のちに90番台の形式名を与えられて試用された。一部の形式は借入終了後、国鉄に購入された。 それらの試作機関車のうち、本形式は操車場や大きな駅での構内入換用として製作されたものの一つである。本形式は1957年から翌1958年にかけて国鉄が借入し試用したが、借入終了後に購入はされなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄DD42形ディーゼル機関車」の詳細全文を読む
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