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国鉄ED31形電気機関車 : ウィキペディア日本語版
伊那電気鉄道デキ1形電気機関車[いなでんきてつどうでき1がたでんききかんしゃ]

伊那電気鉄道デキ1形電気機関車(いなでんきてつどうデキ1がたでんききかんしゃ)は、伊那電気鉄道(現在のJR東海飯田線の一部)が1923年(大正12年)に新製した直流電気機関車である。
保有事業者である伊那電気鉄道の戦時買収による国有化に伴って本形式も国鉄(当時の鉄道省)籍へ編入され、戦後ED31形と改番された。
== 概要 ==
1923年(大正12年)8月に芝浦製作所(電気部分)および石川島造船所(機械部分)でデキ1形1 - 6の6両が新製された。
短い車体の前後に大きくスラントしたボンネットを有する特異な外観を持つ凸型の小型電気機関車である。乗務員扉は車体側面の助士席側のみにあり、ボンネット上面の大きな傾斜が形態上の特徴となっている。制御器は運転室(車体)内に、抵抗器はボンネット内に搭載されている。パンタグラフは車体の中央部に1基が搭載される。窓が小さいために前方の視界は良いとは言えない。
製造当初は伊那電気鉄道の電化方式に合わせて直流1,200V対応であったが、買収後に昇圧された際に1,500V対応に改造され、機器も交換された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「伊那電気鉄道デキ1形電気機関車」の詳細全文を読む



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