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国鉄EF30形電気機関車 : ウィキペディア日本語版
国鉄EF30形電気機関車[こくてついーえふ30かたちでんききかんしゃ]

EF30形電気機関車(EF30がたでんききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が製造した交直流両用電気機関車である。
== 製造の経緯 ==
関門トンネルを挟む山陽本線下関 - 門司間では、1942年の開通以来、直流1,500V電化され、これに対応するEF10形電気機関車が専用機関車として用いられていた。しかし、1961年6月1日鹿児島本線門司港 - 久留米間が交流電化される際に門司駅構内も交流20,000V、周波数60Hzで電化され、下関寄りにある関門トンネル入り口付近にデッドセクションを設置して電気的に分割することになったため、下関 - 門司間を直通する客車列車・貨物列車の牽引には、双方の電化方式に対応する交直流電気機関車が必要となった。
そこで、直流電化区間である関門トンネルと交流電化区間の門司駅を直通可能で、なおかつ関門トンネル内の22勾配において重連で1,200t貨物列車の牽引が可能な性能を備える交直流電気機関車として本形式が開発された。
なお、本形式は世界初の量産交直流電気機関車である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄EF30形電気機関車」の詳細全文を読む



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