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国鉄タム100形貨車 (2代)は、1935年(昭和10年)から製造された、15t積(後に14t積)の濃硝酸専用の私有貨車(タンク車)である。車籍は、鉄道省(後に日本国有鉄道、日本貨物鉄道(JR貨物))に編入されていた。 == 概要 == 濃硝酸専用のタンク車で初の形式であり、また、タンク体にアルミニウムを採用した初の形式でもある。1966年(昭和41年)までに264両(タム100 - タム107, タム111 - タム122, タム128 - タム198, タム1100 - タム1203, タム1234 - タム1256, タム1259)が汽車製造、大阪鉄工所、日立製作所、若松車輌、楠木製作所、三菱重工業、川崎車輛にて新製された。 1940年(昭和15年)に、タム300形濃硫酸専用車から本形式へ3両(タム327, タム326, タム328 → タム108 - タム110)が改造され編入された。 1964年(昭和39年)11月13日にタム500形ガソリン専用車から本形式へ2両(タム2844,タム2870→タム1257, タム1258)改造され編入された。改造に際してはいずれもタンク体を新製している。 以上合計269両のタム100形が運用された。なお、タム123 - タム127, タム199, タム1204 - タム1233は欠番である。 1973年(昭和48年)頃に濃硝酸専用タンク車の発煙・滴下事故が多発したことを受け、1974年(昭和49年)に保安対策による荷重見直しを行い、15t積から14t積に変更された。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「侵(禁水)84」(侵食性の物質、水と反応する物質、腐食性物質、禁水指定のもの)が標記された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タム100形貨車 (2代)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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