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国鉄タキ8750形貨車(こくてつタキ8750たかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍したタンク車である。 本形式と同一の専用種別であるタ3700形、タキ11750形についても本項目で解説する。 == タキ8750形 == タキ8750形は、クラフトパルプ廃液専用の25t 積タンク車として1967年(昭和42年)7月31日に1両(コタキ8750)のみが新潟鐵工所にて製作された。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 本形式の他にクラフトパルプ廃液を専用種別とする形式にはタ3700形(後記)、タキ11750形(後記)の2形式が存在した。 所有者は、藤本産業でありその常備駅は紀勢本線の鵜殿駅であった。(その後社名は住商プラスケムに変更された) タンク体は普通鋼(一般構造用圧延鋼材)製で荷役方式はS字管を使用してタンク上部にある液入れ管からの上入れ、吐出管からの下出し式である。 車体色は黒色、寸法関係は全長は10,050mm、全幅は2,450mm、全高は3,828mm、軸距は5,950mm、実容積は24.5m³、自重は15.4t、換算両数は積車4.0、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cであったがその後改造されTR41Dとなった。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時に車籍がJR貨物に継承されたが、1997年(平成9年)4月に廃車となり同時に形式消滅した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ8750形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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