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国鉄タキ46000形貨車 : ウィキペディア日本語版 | 国鉄タキ46000形貨車[こくてつたき46000がたかしゃ]
国鉄タキ46000形貨車(こくてつタキ46000がたかしゃ)は、1985年(昭和60年)からタキ45000形の改造名義で製作された、濃硫酸専用の 38 t 積 貨車(タンク車)である。 私有貨車として製作され、日本国有鉄道(国鉄)に車籍編入された。1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は、日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍が承継されている。 == 概要 == 1985年、濃硫酸専用タンク車の増備が計画されたが、当時の国鉄は財政難の時期であり、それまで製作されたタキ29300形は完全新造車であり、製作コストがかかっていた。一方、当時は1979年(昭和54年)の第2次オイルショックによる原油高騰以降、重油の輸送需要減少で石油類(除ガソリン)専用車が余剰となっており、タキ1500形やタキ45000形から他用途向けに改造する動きがあった。そこで、余剰となった石油類(除ガソリン)専用車から濃硫酸専用車への改造が計画され、車長が短いタキ45000形の台枠以下を流用し、新製したタンク体を組み合わせて製作された。そのため、自重が増加し、荷重はタキ29300形と比べて1 t 減少している。 1990年(平成2年)までに、総数71両(タキ46000 - タキ46070)が富士重工業および日本車輌製造で製作された。所有者は、日本陸運産業、日本石油輸送、秋田製錬、同和鉱業である。
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