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国鉄タキ4950形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ4900形貨車

国鉄タキ4900形貨車(こくてつタキ6000がたかしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車タンク車)である。
本形式と同一の専用種別であるタキ4950形についても本項目で解説する。
== 概要 ==
本形式は、サラシ液専用の30t 積タンク車として1955年(昭和30年)12月に、1ロット1両(タキ4900)が日立製作所にて製作された。
記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。
本形式の他にサラシ液を専用種別とする形式には、タ4100形タラ600形タラ700形タサ4900形タキ4950形(後述)タキ8050形タキ16100形タキ18500形の8形式があった。
所有者は、徳山曹達で、常備駅は山陽本線の周防富田駅(現在の新南陽駅)であった。
1979年(昭和54年)10月に制定された化成品分類番号では、80(侵食性の物質、腐食性物質、危険性度合3(小))が標記された。
タンク体は普通鋼一般構造用圧延鋼材 SS41、現在のSS400)製で、タンク体内面にゴムライニングが施されていた。荷役方式はタンク上部の液入管からの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式である。
車体色は黒色、寸法関係は全長は11,800mm、全幅は2,330mm、全高は3,730mm、軸距は7,600mm、自重は17.1t、実容積は26.2換算両数は積車4.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。
1982年(昭和57年)12月 に廃車となり同時に形式消滅となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄タキ4900形貨車」の詳細全文を読む



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