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国鉄タキ7050形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ6100形貨車

国鉄タキ6100形貨車(こくてつタキ6100がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車タンク車)である。
本項目では本形式と専用種別が同一のタキ7000形タキ7050形についても解説する。
== タキ6100形 ==
1958年(昭和33年)6月9日に日本車輌製造にてタキ1700形より1両(タキ1717)の専用種別変更(希硫酸四塩化炭素)が行われ形式は新形式であるタキ6100形タキ6100)とされた。種車(タキ1717)は1953年(昭和28年)7月6日に汽車製造にて製作され、改造時点で車齢5年であった。
記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。
その後1961年(昭和36年)10月13日から1963年(昭和38年)12月27日にかけて4ロット6両(タキ6102 - タキ6107)が富士重工業にて新規製造された。何故かタキ6101は欠番であった。
1966年(昭和41年)9月24日に富士重工業にて1両(タキ6105)の専用種別変更(四塩化炭素→リン酸)が行われタキ1250形に編入された(タキ1256)。
本形式の他に四塩化炭素を専用種別とする形式にはタム5600形(2両)、タキ7000形(13両、後述)、タキ7050形(19両、後述)の3形式が存在した。
所有者日本曹達伊藤忠商事関東電化工業の3社でありそれぞれの常備駅は信越本線(現在のえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)の二本木駅常磐線勿来駅上越線渋川駅であった。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号61」(毒性の物質、毒性物質、危険性度合2(中))が標記された。
タンク体はステンレスクラッド又はステンレス鋼製のドーム付き直円筒型であり、荷役方式はタンク上部にある積込口からの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式である。
車体色は、寸法関係は全長は9,100mm、全幅は2,350mm、全高は3,617mm、軸距は5,000mm又は7,500mm、実容積は18.8m³、自重は14.5t - 17.5t、換算両数は積車5.0、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41C、TR41Dであった。
1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には5両の車籍がJR貨物に継承され、2007年(平成19年)3月31日現在1両が在籍している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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