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国鉄タキ7600形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ7600形貨車

国鉄タキ7600形貨車(こくてつタキ7600がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍した私有貨車タンク車)である。
== 概要 ==
1960年(昭和35年)1月30日にタキ300形1両(タキ351)の専用種別が濃硫酸から希硫酸に変更になり形式は新形式名であるタキ7600形とされた。9年後の1969年(昭和44年)7月7日にタム2300形1両(タム2337)の専用種別が液化塩素から希硫酸に変更になり本形式に編入された。以上合計2両(タキ7600 - タキ7601)が改造製作された。
記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。
所有者は、三菱金属鉱業日本曹達の2社であり、それぞれの常備駅は、栗原鉄道細倉鉱山駅信越本線(現・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)の二本木駅であった。
種車の違いにより2車の外観は大きく異なる。タキ7600は締金(バンド)式、タキ7601は非締金式、種車時代のキセ(外板)、断熱材を撤去の上運用された。荷役方式は、タンク上部のマンホールからの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式である。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号81」(侵食性の物質、腐食性物質、危険性度合2(中))が標記された。
タキ7600が1973年(昭和48年)8月18日に廃車となり、タキ7601は1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には車籍がJR貨物に継承されたが、1992年(平成4年)8月に廃車となり同時に形式消滅となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄タキ7600形貨車」の詳細全文を読む



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