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国鉄タキ8150形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ8150形貨車

国鉄タキ8150形貨車(こくてつタキ8150がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車タンク車)である。
== 概要 ==
本形式は、カセイソーダ液専用の35t 積タンク車として1967年(昭和42年)6月21日に3両(タキ8150 - タキ8152)、1970年(昭和45年)8月4日に1両(タキ8153)の合計4両が、川崎車輛の1社のみで製作された。
記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。
カセイソーダ液を専用種別とする貨車は、タキ2600形タキ2800形等実に29形式が存在した。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号81」(侵食性の物質、腐食性物質、危険性度合2(中))が標記された。
所有者は、日軽化工の1社のみでありその常備駅は東海道本線の岩淵駅(現在の富士川駅)であった。
荷役方式は、タンク上部のマンホールからの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式であり、両管はS字管を装備している。
車体色は黒色、寸法関係は全長は10,500mm、全幅は2,420mm、全高は3,699mm、軸距は6,700mm、実容積は24.1m³、自重は13.9t、換算両数は積車5.0、空車1.4であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。
1984年(昭和59年)4月27日に全車が一斉に廃車となり同時に形式消滅となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄タキ8150形貨車」の詳細全文を読む



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