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国鉄モユニ12形電車 : ウィキペディア日本語版
国鉄デハ63100系電車[こくてつでは63100けいでんしゃ]
デハ63100系は、かつて日本国有鉄道およびその前身である鉄道院、鉄道省に在籍した直流用電車を便宜的に総称したものである。
本項では、デハ63100形サハ33550形とその改造車について取り扱う。
== 概要 ==
デハ63100系は、1923年(大正12年)から1925年(大正14年)までに、関東大震災後の輸送力増強のため、主として京浜線用にデハ63100形(123両)、サハ33550(140両)が製造されたものである。のちにデハ43200系からの改造車が編入された。
大正11年度型の広幅(2,800mm)・長形(16,150mm)の木製車体を持ち、客用扉は片側に3か所、屋根はモニター屋根で片側に4個設けられている。室内の座席はロングシートである。
主電動機は、端子電圧675V時定格出力100kW/635rpmという同一条件での電機メーカー各社の競作となり、日立製作所RM-257(省形式MT7:368基)、芝浦製作所SE-114(同MT9:112基)、東洋電機製造TDK-502(同MT10:220基)、メトロポリタン=ヴィッカースA-1506(同MT12:64基)、三菱電機MB-94A(同MT13:8基)、奥村製作所MD-27(同MT14:4基)がそれぞれ納入された。
主制御器については従来のゼネラル・エレクトリック社製Mコントロールと互換性のある電空カム軸式制御器「PC制御器」のライセンス生産品・芝浦製作所RPC-101(省形式CS1)が採用された。運転台の主幹制御器は、従来から用いられてきたGE・C36をもとにして国産制式化されたMC1が採用され、以後旧型国電の標準的な主幹制御器として長く用いられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄デハ63100系電車」の詳細全文を読む



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