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国鉄リ2500形貨車 : ウィキペディア日本語版
国鉄リ2500形貨車

国鉄リ2500形貨車(こくてつリ2500がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した土運である。
== 概要 ==
昭和27年度貨車保守復元工事にて雪捨用車を整備することが計画され、1952年(昭和27年)5月8日車客修第744号にて告示された。この計画とは以下のとおりである。
当時廃車上申中又は同予定車のトム1形およびトム5000形を改造し雪捨用車を整備する。改造工場と改造数は、旭川工場100両、苗穂工場50両の合計150両である。
その主な改造内容は、種車中央部にある開き戸をあおり戸に変更しその高さを低くすることであった。また妻板の高さもこの高さにそろえられた。これは荷卸しの際の作業の効率化のためである。
全車とも1953年(昭和28年)1月15日に落成し2日後の1月17日に総裁達第37号にてその専属配置が告示された。その配置駅は以下のとおりである。

完成した車は無蓋車そのものであるが土運車に分類された。雪捨用車という用途にて製作されたため種車が「トム級」(積載荷重14t - 16t)であるにも関わらず積載荷重は10t であった。
車体色は、寸法関係は種車によりばらつきがあるが一例として全長は7,830mm、全幅は2,176mm、全高は1,695mm、軸距は3,960mm、実容積は31.9m³、自重は7.2t、走り装置はシュー式であった。
予定通り全車が完成したが、何分種車が1914年(大正3年)より製作された車であったため落成時点ですでに車齢39年の高齢車であったため早くも翌1954年(昭和29年)より廃車となる車が現れ1960年(昭和35年)までに全車が廃車された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄リ2500形貨車」の詳細全文を読む



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