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国防色(こくぼうしょく)とは、1934年(昭和9年)当時の日本陸軍の軍服の色で「帯青茶褐色」と定義・表現される。 ただし軍服にはその生産時期や階級、夏衣と冬衣の別などによってある程度異なる色調の素材が用いられたため、日本陸軍の軍服は必ずしも単一の色相を示してはいない。 また、軍服の色という意味でカーキ色と呼ばれることもあるが、明治期よりカーキ色と呼ばれてきた帯赤茶褐色(明るい黄土色)や、土埃という本来の意味でのカーキとは異なる色であるので注意が必要である。近年では米軍や自衛隊の軍装色であるオリーブドラブと混同される例も散見される。 == 歴史 == *1920年(大正9年)5月28日 大日本帝国陸軍、被服用茶褐布の色相を帯赤茶褐から帯青茶褐に変更。 *1934年(昭和9年)6月21日 陸軍省が陸軍軍服の色を「国防色」と命名し、被服統一運動を開始。 *1940年(昭和15年)11月2日 「国民服令」制定。一般男子の戦時常用服として「国民服」と呼ばれる国防色の上下が指定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国防色」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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