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国際協同組合同盟(こくさいきょうどうくみあいどうめい、International Co-operative Alliance、ICA)は、1895年に設立された〔鈴木俊彦 『協同組合再生の時代』 農林統計出版、2008年、132頁。〕〔富沢賢治 『非営利・協同入門』 同時代社、1999年、63頁。〕〔大谷正夫 『協同組合の持続可能な発展を願って』 コープ出版、1998年、521頁。〕〔杉本貴志・鈴木岳 「国際協同組合運動略年表」『21世紀の協同組合原則-ICAアイデンティティ声明と宣言』イアン・マクファーソン著、日本協同組合学会訳・編、日本経済評論社、2000年、140頁。〕〔今井義夫 『国際協同組合運動と基本的価値』 日本経済評論社、1990年、331頁。〕〔古桑実 「国際協同組合同盟」『新版 協同組合事典』協同組合事典編集委員会編、家の光協会、1986年、279頁。〕協同組合の国際組織である〔〔〔協同組合経営研究所 『新 協同組合とは<改訂版>-そのあゆみとしくみ』 協同組合経営研究所、2007年、25頁。〕。ジュネーヴに本部を置く〔〔前掲 大谷 (1998)、656頁。〕〔ジョンストン・バーチャル 『国際協同組合運動-モラル・エコノミーをめざして』 都築忠七監訳、家の光協会、1999年、70頁。〕。世界の協同組合運動の推進、協同組合の価値と原則の推進と擁護、協同組合間の協力関係の促進、世界平和と安全保障への貢献などを目的とし〔〔前掲 大谷 (1998)、658頁。〕〔前掲 今井 (1990)、332頁。〕、情報発信、国際会議やセミナーの開催、国際連合への提言などの活動を行っている〔〔前掲 今井 (1990)、332-333頁。〕。 世界93ヶ国〔日本協同組合連絡協議会・2012国際協同組合年全国実行委員会 『第89回国際協同組合デー記念資料』 日本協同組合連絡協議会、2011年、1頁。〕から、農業、消費者、信用、保険、保健、漁業、林業、労働者、旅行、住宅、エネルギーなどさまざまな協同組合〔〔〔前掲 今井 (1990)、331-332頁。〕の全国組織249組織が加盟しており〔、傘下協同組合の組合員総数は10億人を超える〔〔。また、国際連合のグレードAのオブザーバーとなっており〔前掲 バーチャル (1999)、62頁。〕、経済社会理事会をはじめ〔〔〔栗本昭 「国連と協同組合の関わり」『ILO・国連の協同組合政策と日本』日本協同組合学会編訳、日本経済評論社、2003年、82-83頁。〕、FAO・ILO・UNIDO・UNCTAD・ユニセフ・ユネスコで議案提案権のある一般カテゴリーの諮問機関である〔前掲 今井 (1990)、336頁。〕。 == 組織 == 2年に1度開催される総会が最高議決機関であり、特に必要な場合には大会が開催される〔前掲 協同組合経営研究所 (2007)、140頁。〕。総会では、各会員組織から1名ずつ(ただし1国の代議員数は全体の15%を超えてはならないとされている)の代議員が参加し、前回総会からの活動報告の承認、次回総会までの方針や事業計画の決定、理事の選出などを行う〔。日常的な業務は会長以下16名の理事会が担い〔、専務理事が責任者として本部事務所に常駐する体制を採っている〔〔前掲 古桑 (1986)、280頁。〕。また、分野別の9つの専門機関と課題別の4つの専門委員会を設置している。 さらに、専務理事の下、世界を4つの地域に分けてそれぞれ地域事務局を置き〔、総会が開催されない年には地域総会が開催されている〔。地域事務局には、それぞれ事務局長が配置され、地域協議会が支援・助言している〔。 ; 地域事務局 * アフリカ地域事務局(ナイロビ) * 南北アメリカ地域事務局(サンホセ) * アジア・太平洋地域事務局(ニューデリー) * ヨーロッパ地域事務局(ジュネーヴ) ; 専門機関 * 国際農業協同組合機構(ICAO) * 国際漁業協同組合連合(ICFO) * 国際協同組合保険連合(ICMIF) * 国際保健協同組合機構(IHCO) * 国際協同組合銀行連盟(ICBA) * 国際協同組合住宅機構(ICA Housing) * 国際労働者生産協同組合連合(CICOPA) * グローバル生活協同組合委員会(CCW) * 国際旅行協同組合(TICA) ; 専門委員会 * 男女共同参画委員会 * 人的資源開発委員会 * 調査委員会 * コミュニケーション委員会 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国際協同組合同盟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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