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国際放映株式会社(こくさいほうえい、、略称:KHK)は、東京都世田谷区砧に本社を置く貸しスタジオ業(不動産賃貸業)、放送番組の制作を主力事業として、映画製作も行っている会社である。東宝の子会社であり、阪急阪神東宝グループの一社である。 旧・新東宝の後身の一社であり、その事から旧・新東宝作品の著作権の大半を保有している。同作品がDVDで発売される場合、名画座で再上映される場合など、二次使用の際には著作権者として国際放映の名が記載される。 1970年代の初めまで、アニメ制作会社の東京ムービー(現・トムス・エンタテインメント)を傘下に置いていた〔大塚康生『リトル・ニモの野望』徳間書店、2004年、p.24〕。 ==沿革== *1948年 - 株式会社新東宝設立。 *1961年 - 新東宝倒産。清算会社としての新東宝と、配給部門の大宝株式会社(新東宝自体の配給部門と子会社の新東宝配給を統合)、制作部門のニッポン・アートフィルム・カンパニー(NAC)の3つに分割。NACは新東宝の母体だった東宝と、東京放送(現・東京放送ホールディングス)、フジテレビジョン(現・フジ・メディア・ホールディングス)の出資を受けて、制作部門を引き継ぎ、新東宝作品の著作権を管理する受け皿会社を設立。 *1962年 - TBS『影の地帯』でテレビドラマに進出。 *1964年 - 商号を国際放映株式会社に改称。 *1970年 - 店頭市場(現・ジャスダック)に株式公開。 *1992年 - 本社スタジオの全面改築竣工。TBS、フジテレビ、関西テレビ放送との共同施設東京メディアシティとなる。 *2007年9月 - フジテレビが、自社スタジオ「フジテレビ湾岸スタジオ」完成に伴い、東京メディアシティとの賃貸契約を解除・退去する。 *2010年9月28日 - 筆頭株主である東宝との協議に伴い、同社による、完全子会社化を目的とした株式公開買付け(TOB)を実施〔 東宝、国際放映をTOBで完全子会社化 asahi.com 2010年9月28日〕。 *2011年2月14日 - 株式の上場廃止〔株式の上場廃止等の決定:国際放映(株) 大阪証券取引所 2011年1月13日〕。 *2月17日 - 東宝の完全子会社となる〔第122回定時株主総会招集ご通知 東宝公式サイト内開示情報 2011年5月9日〕。 *2014年3月1日 - 子会社の「東京メディアエンタープライズ」を吸収合併する〔連結子会社による孫会社の吸収合併に関するお知らせ 東宝公式サイト内開示情報 2014年1月10日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国際放映」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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