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国際連合児童基金 : ウィキペディア日本語版
国際連合児童基金[こくさいれんごうじどうききん]

国際連合児童基金(こくさいれんごうじどうききん、)は、1946年12月11日に設立された国際連合総会の補助機関。本部はニューヨークに置かれている。略称はUNICEFユニセフ)〔「12月11日は、日本ユニセフ協会からのお知らせ――ユニセフの誕生日「ユニセフのあゆみ」をフォトストーリーで 」 日本ユニセフ協会、2007年12月。〕。
== 概要 ==
当初は、国際連合国際児童緊急基金(こくさいれんごうこくさいじどうきんきゅうききん、)と称して戦後の緊急援助のうち子供を主に対象とした活動であった〔。
日本は、1949年から1964年にかけて、主に脱脂粉乳や医薬品、原綿などの援助を受けた〔「日本ユニセフ協会・ユニセフについて 歴史 」 日本ユニセフ協会、2009年4月29日閲覧。〕。当時は日本も主要な被援助国の一つであった。
緊急援助が、行き渡るのにしたがって次第に活動範囲を広げて1953年に正式名称が現在のものに変更された(略称はUNICEFのまま)〔。開発途上国戦争内戦で被害を受けている国の子供の支援を活動の中心としているほか、「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」の普及活動にも努めている。
かつては、物資の援助中心の活動であったUNICEFであるが、生活の自立がなければ無限に援助しても状況は変わらないとの発想のもと、親に対する栄養知識の普及などの啓発活動にも力を入れている。
1965年に、ノーベル平和賞を受賞〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国際連合児童基金」の詳細全文を読む



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