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国際連合安全保障理事会決2085(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ2085、)は、2012年12月20日に国際連合の安全保障理事会において採択された、マリ情勢に関する決議。略称はUNSCR2085。 == 概要 == 決議はマリ共和国北部におけるテロリスト集団及び犯罪者集団らの活動が地域及び国際社会全体に対する喫緊の脅威であることを認め、国連憲章第7章に基づく行動として、マリ北部地域奪還のため、AFISMA (アフリカ主導マリ国際支援ミッション)を設置し、AFISMAを介してマリ暫定政府軍を支援することを承認。 また国連事務総長に対し、マリ暫定指導部との協議の下、マリ領内に「多領域に渡る国連の駐留を確立すること」 (''“multidisciplinary United Nations presence in Mali”'')を要請し、AFISMAに対し、欧州連合 (EU) 及びその他の協力国とともに、マリ暫定指導部の自国民を保護する責任を担えるようにするために「必要なあらゆる措置」 (''"all necessary means"'') の使用を認めた。 具体的な決議事項は全部で24項目に及び、「政治的プロセス」と「治安維持プロセス」に分かれており、後者は6つの分岐項目から構成される。 決議は全会一致で採択された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国際連合安全保障理事会決議2085」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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