|
国際雲図帳(こくさいうんずちょう、英:)とは、気象学における雲の分類(雲形分類)の基準を示した、世界気象機関 (WMO) 発行の書籍・学術資料。 WMOをはじめとした世界の気象学者の協議によって定められた雲の分類を、世界中の気象学者はもとより、一般の気象観測者向けに解説したもの。 1897年に最初の版が発刊(1896年作成)、その改定が重ねられ、その最新版は、第I巻は1975年版、第II巻は1987年版であり、現在採用されている。 19世紀に気象の研究をしていたルーク・ハワード(Luke Howard)は、自ら考案したcumulus(積雲)、stratus(層雲)、cirrus(巻雲)、nimbus(乱雲)などの語を用いて雲の基本形(雲類)7種を命名した。その後、ヨーロッパの有識者らが協議して、ハワードの命名を参考に10種の雲の基本形を考案し、国際雲図帳初版に掲載した。これは後に、1951年に設立されたWMOに移管された。現在では、10基本形、14種、9変種、9副変種が定められている。 == 出典 == *Cloud MSN encarta Encyclopedia *お天気豆知識 10種雲型誕生の歴史 バイオウェザー 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国際雲図帳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|