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国際音声学会[こくさいおんせいがっかい]
国際音声学会(こくさいおんせいがっかい、)は、音声学に関わる学術的な活動と、音声学の応用を推進するための国際的な学術団体である〔The International Phonetic Association , IPA. 2011年7月9日閲覧。〕。主な成果として、国際音声記号と呼ばれる発音記号の開発と制定があげられる。学会も記号も共に略称はIPAである。 ==歴史== 1886年、フランスパリにて、言語学の教師達による小さな協会が発足されたことに端を発する〔History of the IPA , IPA. 2011年7月9日閲覧。〕。この協会は、学校における発音記号の使用を確立・推進し、生徒たちに外国語の正確な発音を修得させ、また小さな子供たちに文字の読み方を教える一助とすることを目的としていた。初代会長はフランスの言語学者、ポール・エドゥアール・パシー(、1859-1940)であった。1889年、協会の名前は「現代語教師音声学協会」()と定められ、1897年には「国際音声学会」(; )と改名された。1914年に学会の活動は最初のピークを迎え、40の国から1751名の会員が加盟していた。 1914年から始まった第一次世界大戦およびその惨禍により学会の活動は停滞し、1922年に再開されるまで機関誌の発行も停止していた。その後学会は徐々に活動を再開し、1932年にはほぼ現在の形に近い国際音声記号の体型が確立したほか、アムステルダムにて第1回総会を開いている〔Conferences , IPA. 2011年7月10日閲覧。〕。1971年には学術雑誌 ''Journal of the International Phonetic Association'' の第1巻が刊行された〔Back Issues of the Journal of the International Phonetic Association (1970 onwards) , IPA. 2011年7月10日閲覧。〕。
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