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園子温[その しおん]
園 子温(その しおん、 1961年12月18日 - )は日本の映画監督、脚本家、詩人、パフォーマー。自主映画出身の映画監督である。愛知県立豊橋東高等学校卒。法政大学文学部中退。 == 来歴・人物 == 愛知県豊川市出身。17歳の時に詩人として、『現代詩手帖』や『ユリイカ』等に投稿、20歳の時には漫画雑誌『ガロ』に漫画を二度持ち込むも二度とも入選を逃す(一応は90年代に映画監督としてガロにコラム「東京ガガガ新聞」の連載を持つ)〔『月刊漫画ガロ』(青林堂)1996年4月号「長井勝一追悼」122~123頁〕。23歳の時に自主制作映画『俺は園子温だ!』を製作し、1986年にぴあフィルムフェスティバルに入選する。同年の入選者には、橋口亮輔、成島出、平野勝之らがいる。続く『男の花道』もぴあフィルムフェスティバルに入選する。 その後、第4回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップとして制作された『自転車吐息』(1990年作品)がベルリン国際映画祭で正式招待作品となるなど、90年代にはインディーズ系映画界を席巻した。また、1990年代前半から路上パフォーマンス集団「東京ガガガ」を主宰、私生活ではごく普通の学生や社会人などである「東京ガガガ」のメンバーたちがアナーキーなパフォーマンスをする姿を、園自身は著作で「『ファイト・クラブ』のようだった」と回想している。 1999年からは、文化庁新進芸術家在外研修員としてアメリカに留学。2001年以降はメジャー映画会社とも手を結び、エログロ、叙情的、哲学的な作風を交えた作家性の強い映画作品を世に送り出す。2011年10月23日、監督した映画『冷たい熱帯魚』『恋の罪』に出演した神楽坂恵と婚約した旨が報じられた。妻である神楽坂恵を結婚以降も多くの作品に出演させている。2015年には「とよかわ広報大使」に就任する〔とよかわ広報大使 - 園子温氏の紹介 - 豊川市公式HP〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「園子温」の詳細全文を読む
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