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土佐電気鉄道700形電車(とさでんきてつどう700がたでんしゃ)は、とさでん交通に在籍する路面電車車両。本項では同形の800形電車についても記す。2014年10月1日付で土佐電気鉄道が土佐電ドリームサービス・高知県交通と経営統合し、新会社とさでん交通による運営に移行したのに伴い、土佐電気鉄道からとさでん交通に承継された。 == 概要 == ナニワ工機(現、アルナ車両)により、山口県下関市で路面電車の営業を行っていた山陽電気軌道(現、サンデン交通)向けとして1958年に700形701 - 704 の4両、翌1959年に800形801 - 805のが5両製造された。全て鋼製車両となっている。 性能面に両形式の差異はなく、どちらも直接制御方式を採用している。異なるのは台車で、700形はNK-11、800形は若干改良を加えたNK-12を使用している(外観上の差異はほとんどない)。また排障器も700形は鋼板製、800形は鉄管製となっている。700形は土佐電鉄として初めての折り畳みドアである。 1971年、山陽電気軌道の路線全廃に伴い、700形3両 (701, 702, 704) と800形4両 (801 - 804) が土佐電気鉄道に譲渡された。この際、形式番号の変更は行われていないが、集電装置をピューゲルからZ形パンタグラフに交換している。その他、車両番号は 704 を 703 に改番した以外は変更を行われていない。 1997年 - 1999年には、600形と同様に三菱電機製冷房装置の取り付け工事が実施され、車体の補強のため側面では中央部の柱が太くなり、隣にある一枚の窓が狭くなり、印象が変化した。塗装は土電の標準色ないしは広告色であったが、2005年4月には700形1両 (702) に対して有志の募金により山陽電気軌道時代の塗装への復元工事が施され、「ふくふく下関号」としてしばらくの間運用に就いていた(現在は土電標準色に戻されている)。最近ではミュージックホーンの増設改造もされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「土佐電気鉄道700形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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