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土屋 公雄(つちや きみお、1955年2月2日 - )は、日本の彫刻家、環境造形アーティスト。愛知県立芸術大学美術学部教授、武蔵野美術大学建築学科客員教授、日本大学芸術学部客員教授。 「所在/記憶」をテーマとし、解体された家屋の廃材や灰を素材とした作品は、国際的な現代美術展へも数多く出品。さらに世界各地より招待され、その土地や人々の記憶を刻むパブリックアートなどの彫刻作品を制作。国内では丸ビル正面エントランスに設置されたモニュメントや、東京空襲犠牲者追悼の平和モニュメント制作でも知られている。近年は「場」や「地域」の歴史・文化や環境に関わる、サイトスペシフィックなアートプロジェクトを展開している。 == 経歴 == * 1955年 福井県福井市生まれ * 1977年 日本大学芸術学部建築デザイン科卒業 * 1989年 ロンドン芸術大学チェルシーカレッジ美術彫刻科修士課程修了(Chelsea college of art and design) * 1990年 プライマル・スピリット展(企画原美術館)/ロサンゼルスカウンティ美術館、ルフィーノ・タマヨ美術館(メキシコ)など巡回。「Eternity」フランスのヴァシィビエール現代美術センターで個展 * 1992年 「所在」青山スパイラルガーデンで個展 * 1993年 USIS米国務省のプログラムにてアースワークを視察 * 1996年 「虚構と記憶」原美術館で個展 * 1999年 森に生きるかたち展/箱根彫刻の森美術館 * 2000年 シドニーオリンピック2000・モニュメント制作 * 2001年 東京空襲犠牲者追悼・平和モニュメント制作 * 2002年 第25回サンパウロ・ビエンナーレ * 2003年 越後妻有アートトリエンナーレにて「創作の庭」を制作。「記憶の家/覚醒する時間」発電所美術館で個展。「未現像の記憶」ダブリンの5thギネスアートセンターで個展 * 2004年 作品「記憶の領域」が文化庁買上げとなる * 2006年 日本のパブリックアート展/世田谷美術館 * 2009年 土屋公雄APT(アートプロジェクトチーム)設立 * 2010年 愛知県立芸術大学プロジェクトチームとして瀬戸内国際芸術祭に参加 * 2012年 「夢のあとに/交差する時間」福井県立美術館で個展 * 2015年 戦後美術クローズアップ展/東京都現代美術館 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「土屋公雄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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