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土山御坊 : ウィキペディア日本語版
御峰城[おみねじょう]

御峰城(おみねじょう)は、富山県南砺市土山(旧・福光町)に在った日本の城土山城とも言う。市史跡
== 規模 ==
富山県と石川県の県境にほど近い御峰山標高261m)の頂上部から麓の平坦地にかけて築かれた山城。四方を谷に囲まれており、曲輪土塁、北には大きな堀切が残り、西には「ゴモン」という地名と枡形虎口、堀切が確認されている。この辺りにはそれ以前に一向一揆の拠点、土山御坊(どやまごぼう)が在った時期があり、両者の遺構は重複している。
御坊跡とされる平坦地は東西30m、南北25m程度であるが、その南には付近を治め、本願寺の支援者でもあった土豪、杉浦万兵衛の屋敷と伝わる「万兵衛屋敷」と呼ばれる場所が在り、これは東西約70m、南北約60mの方形で周囲には空を備えていた。また当時の本願寺連枝系寺院特有の施設の名称である「オチン(御亭)」と呼ばれる場所も在る。
〔「連枝」とは一族の中でも法主の子と兄弟にのみ与えられる最上の家格の事である(御連枝)。本願寺における「御亭」は身内の法事や儀式、内々の会談等に使用された施設で、また迎賓館としての役割も有していた。〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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