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土手道 : ウィキペディア日本語版
土手道[どてみち]

土手道(どてみち)、あるいは陸橋(りっきょう)は、水域や湿地を横断して盛土を建設し、道路線路を敷けるようにした構造である。英語からコーズウェイ()とも言う。元からあった陸地の間を完全に埋め立てて連結してしまうこともあれば、潮の流れや船の往来のために途中に切れ目を造って、その部分にだけを架けることもある。
盛土の上ではなく、アーチなどを設けてその上に交通を通すようにしたものは、高架橋と呼ばれる。短い高架橋は立体交差などとなる。洪水対策のための暗渠などが設けられると、土手道と高架橋の違いはやや不明瞭となるが、一般的に道路や線路が大半の部分で土や石に支えられているものを土手道と呼び、橋脚の間に渡された桁が支えているものを高架橋と呼ぶ。海に建設された盛土の高さの低い土手道は、大潮の時期などのように潮位が上昇する日や、気象条件によって波浪の激しい時には、通行できなくなることもある。
== 建設 ==

現代の土手道は、鋼鉄製の壁のようなやコンクリートの擁壁を打ち込んで、お互いに鋼鉄のケーブルやロッドでつなぎとめた囲い堰の中に建設されることがある。この構造物は水域を2つに分割する堤防としても機能することがあり、たとえば両側で水位が異なっていたり、一方に塩水、もう一方が淡水になっていたりする。そうした目的の方が主なものとして建設されることがあり、その場合には道路は堤防の頂上を固めて、水が越流した際に侵食を防ぐといった役割がある。また堤防の補修工事のアクセス通路となることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「土手道」の詳細全文を読む



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