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土浦連続殺傷事件[つちうられんぞくさっしょうじけん]
土浦連続殺傷事件(つちうられんぞくさっしょうじけん)とは、2008年3月19日と同23日に、茨城県土浦市で発生した通り魔事件。刃物を持った男が相次いで人を刺し、2人が死亡、7人が重傷を負った。 == 経緯 == 犯人である土浦市内に住んでいた当時24歳の無職の男Kは、2008年1月と2月に渡って凶器となる包丁とサバイバルナイフを購入した。 3月19日、土浦市内の住宅の玄関前で、当時72歳の男性が背後から刃物で刺され、死亡しているのが見つかる。犯行時間は同日午前9時20分頃とされ、現場に放置された自転車から被疑者としてKが浮上した。老夫が殺害された二日後の3月21日、茨城県警はKを指名手配とした。当時Kは最寄りの荒川沖駅から常磐線の列車に乗り、東京の秋葉原に向かった。Kは都内のホテルに宿泊し、髪を切るなどの変装を行った。 3月22日にKは携帯電話で茨城県警に電話し、「早く捕まえてごらん」などと挑発した。その後Kは土地勘のある常磐線ひたち野うしく駅から荒川沖駅に向かって歩いたが、殺害できそうな通行人がいないため断念、秋葉原に戻った。 3月23日午前11時ごろ、Kは黒い上着に黒いニット帽を被り、荒川沖駅付近のさんぱる(長崎屋)前、西口から東口にかけて、通行人と警察官の8人を刃物で刺した。5人は駅改札近く、2人はさんぱる前、1人は通路を降りた所で刺され、通路を降りた阿見町の27歳の男性が死亡した。Kは血の付いた包丁を持ったまま、駅からおよそ200m離れた荒川沖地区交番に行き、交番に備え付けてある呼び出し電話機から「私が犯人です」と自ら通報した。そして、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「土浦連続殺傷事件」の詳細全文を読む
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