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土系舗装[どけいほそう]
土系舗装(どけいほそう)とは、天然の土や砂と、それらの粒子を結合する結合剤との混合物により構成される舗装。一般的なコンクリートやアスファルトを主とした舗装とは異なる特性を持つ。 == 特徴 == 土系舗装は天然の土壌が持つ弾力性や保水性を残しており、衝撃の吸収や路面温度の安定化に寄与する舗装である。特に路面温度の上昇を抑える効果が高く、ヒートアイランド現象の対策として注目されている。また周囲の自然環境に調和しやすいため、公園や遊歩道、歴史的建造物の周囲など景観を重視する用途でも採用されている。 使用される土および砂と結合剤の組み合わせにより、用途に応じて様々な種類がある。土は他所から持ち込まれる(客土)場合と、現地で採掘されたものが使われる場合とがある。使われる土は真砂土などである〔NETIS TH-040023〕〔NETIS QS-070010〕。また、産業廃棄物のリサイクル素材から作られているものもある〔NETIS HR-060005〕。結合材としてはセメント系、アスファルト系、石灰系、樹脂系の他、酸化マグネシウムなども使われる〔 CiNii 〕。ゼオライトを混合して強度を調節する場合もある〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「土系舗装」の詳細全文を読む
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