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土語[どご]
土語(どご)とは、ある地域に土着している単語ないし言語を言う。該当地域が同一言語圏内であれば、方言に相当する。世界的な規模では、ある民族の言語を言う〔日本植物生理学会・みんなの広場・「質問:学名の意味を知りたい」への回答 〕。 植民地を持った当時の日本において、当該植民地、特に台湾の言語を土語と称して、土語教育を行うことがあった〔江秀姿・『台湾教科書用国民読本』に見える「土語読方」について 〕が、日本語教育が中心であり、土語を軽視、蔑視する傾向が存在した〔黄幼欣・「近代日本の他者像研究-第一期期国定教科書(国語読本)にかかれた台湾先住少数民族像」p109 〕。 中国語研究においては、方言の内で分類帰属が不明なものを土語と呼ぶことがある〔飯田真紀・「香港における中国語研究の動向」(東京大学中国語中国文学研究質紀要第5号) 〕。 == 軽蔑の意味あい == 弱小民族の言語を蔑んで呼ぶニュアンスがあるとされる。ただし、現代の言語学の知見によると、本質的な言語構造の面で劣等な言語はない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「土語」の詳細全文を読む
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