|
在日米軍(ざいにちべいぐん、United States Forces Japan、略称USFJ)は、日米地位協定(旧日米行政協定)に基づき戦後も日本国内に駐留するアメリカ合衆国軍である。 == 概要 == 在日米軍は、在日アメリカ軍、または条約などでは日本国における合衆国軍隊ともいい、日米安全保障条約第6条により日本国内に駐留するアメリカ軍の総称である。陸軍・海軍・空軍・海兵隊・沿岸警備隊の合衆国五軍全てが展開している。指揮系統としては、アメリカ太平洋軍の傘下にある。 なお、日本には、横田飛行場に常駐している4人の国連軍駐日武官、係争中の領土(竹島、北方領土等)を除き、米軍以外に駐留する外国軍は存在しない。 在日米軍司令官は第5空軍司令官が代々兼務しており、空軍中将が就いている。現任司令官は、サルヴァトーレ・“サム”・アンジェレラ 中将。前任者であるバートン・フィールド中将の後任として、2012年7月に就任した。 アメリカ合衆国海軍が使用する横須賀海軍施設(第七艦隊空母ロナルド・レーガン母港)、厚木航空施設(空母艦載機本拠)をはじめ、空軍・沿岸警備隊が使用する横田基地(在日米軍司令部・国連軍後方司令部が所在)、空軍嘉手納基地、海兵隊岩国基地、陸軍キャンプ座間、トリイステーションなど、ロシア連邦・中華人民共和国・中華民国・朝鮮民主主義人民共和国・大韓民国・フィリピン・ベトナム社会主義共和国にも近い関係上、東アジア・東南アジア・東シナ海・南シナ海・太平洋方面の要所であり、アジア有事の際には最重要拠点としての役割も持っている。 2010年現在の展開兵力は、日本を母港とする第七艦隊艦船乗組員を含めて総計約5万人で、在韓米軍のほぼ倍の勢力である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「在日米軍」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 United States Forces Japan 」があります。 スポンサード リンク
|