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地下道[ちかどう]
地下道(ちかどう)とは、地下又は土中をくりぬいて設置された不特定多数の通行のためのトンネル通路である。都市部において主要河川や鉄道、道路を横断するために設けられる。都市の地下構造物は地下通路、地下街、下水路、地下共同溝など多岐にわたるが、本項では主に人の通るための通路としての地下道について詳述する。 地下道は、地上の歩道橋や跨線橋と比較して建設に多額の費用がかかる。また、地下にあるため常時灯火しておく必要があり、換気や防犯の点でも留意する必要があるため、設備の維持改修に要する費用も高くなり一般的には都市部で景観を優先したり、架橋用の土地の確保が難しい場合に設置される場合が多い。寒冷地では防寒と積雪対策のために地下道を設置する場合がある。また、軍事目的で地下道を掘る例も多く、ベトナムのクチトンネルなどは有名である。 == 歴史 == 世界で最初に人が通れる人工の地下道として完成したものはギリシャの歴史家ディオドロスによると、古代バビロンの王宮と神殿をつなぐ目的でユーフラテス川の下に設けられた地下道で、紀元前2000年ごろのものといわれている。日本最古の地下道としては1763年に完成した菊池寛の小説で有名な青の洞門が知られている。 ''トンネルの歴史も参照''
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地下道」の詳細全文を読む
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