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Е (E) 形電車は、1963年から1969年にかけてムィティシ機械製作工場で量産された、ソビエト連邦の地下鉄用の電車である。 2010年の時点でも完全には引退しておらず、サンクトペテルブルク、キエフ、トビリシで運行中であり、またモスクワでは2008年まで、バクーでは2001年まで使われていた。試作車は1959年に作られた。 Е形電車は先代の車両であるД (D) 形電車とは、車体外部のコルゲーションの存在で異なっている (試作車3001号車はコルゲーションは車体の低い位置にしか無い) 。また、幅が広いドアを有しており、車端部の側窓は無い。このためホームドア設置駅がある路線での運用に適していない。 1979年からモスクワ地下鉄ではこのタイプの車両の内装のリノリウムがプラスチックに交換され、木製の窓枠は塗装されるようになった。車両の各軸にはそれぞれ1時間定格出力68kWの電動機が自在継手を介して備わっている。制御方式は抵抗制御と直並列組み合わせ制御である。 == 外部リンク == * メトロの車両、Е形電車 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地下鉄Е形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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