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地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件 : ウィキペディア日本語版 | 地下鉄サリン事件[ちかてつさりんじけん]
地下鉄サリン事件(ちかてつサリンじけん)とは、1995年(平成7年)3月20日に、東京都の帝都高速度交通営団で、宗教団体のオウム真理教が起こした神経ガスのサリンを使用した同時多発テロ事件で、死者を含む多数の被害者を出した。警察庁による正式名称は地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件〔警察白書にある表記〕である。この事件は日本だけでなく、世界にも大きな衝撃を与えた。 毎日新聞では坂本堤弁護士一家殺害事件、松本サリン事件と並んでオウム「3大事件」(-さんだいじけん)〔オウム全公判終結(2011年11月) - 毎日jp 〕と表現している。 ==概説==
===事件当日=== 1995年(平成7年)3月20日午前8時ごろ、東京都内の帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄(東京メトロ)、以下営団地下鉄)丸ノ内線、日比谷線で各2編成、千代田線で1編成、計5編成の地下鉄車内で、化学兵器として使用される神経ガスサリンが散布され、乗客や駅員ら13人〔行政の死者数認定は13人であるが、司法の死者数認定では12人である。これは事件発生翌日、銭湯で倒れ、心筋梗塞で死亡した76歳男性の死について、「サリン中毒死とは言えない」として殺人未遂で起訴したためである。後述の訴因変更後には、殺人未遂の被害者からも除外された。〕が死亡、負傷者数は約6,300人とされる。日本において、当時戦後最大級の無差別殺人行為であるとともに1994年(平成6年)に発生したテロ事件である松本サリン事件に続き、大都市で一般市民に対して化学兵器が使用された史上初のテロ事件として、全世界に衝撃を与え、世界中の治安関係者を震撼させた〔日本では「事件」として扱われる向きが多かったが、特に欧米では「化学テロ」として大々的に扱われ、その対応策なども含め大きく注目された。現在でも諸外国の軍隊マニュアルで、化学テロの事例として紹介されている〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地下鉄サリン事件」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tokyo subway sarin attack 」があります。
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